事業紹介

有限会社 矢野畜産 品質方針

当社は創業以来、お客様の信頼に答えるために、衛生管理と品質管理を徹底してきました。原材料にこだわり、徹底した鮮度管理と衛生管理のもと、お客様に良い製品をお届けするために、引き続き努力を続けてまいります。

当社の誇るアウトパックシステム

アウトパックシステムとは、顧客にかわって製品の加工・製造・配送を行うシステムです。弊社では製造量1日およそ2万パック。月間で約50万パックの製品を出荷しています。お客様は店舗にバックヤードを設ける必要がなく、また加工・製造にあたる人件費を削減できるため、運営コストを削減可能です。

原料へのこだわり

おいしい商品、安全な商品は、原料の厳選から始まります。

よりおいしい、そして安全なお肉をお届けするために、原料の仕入れにも細心の注意を払っています。原料となる家畜自体が健康に育てられ、安全なものでなければ、本当に安心して食べられるものとは言えないからです。

生産者の方を厳選し、生産者と協力しながら、私たちの基準に合う健康な家畜を育ててもらうと同時に、信頼性の高い確かな品質の原料肉だけを取り扱っています。

原料入荷

安全性・品質の厳密なチェックをクリアしたお肉だけが
皆様の食卓へ届きます。

加工場内では、作業者の服装から作業台の清掃にいたるまで、安全性を高めるために厳しい基準を設定。常にその基準が守られているかを確認しながら作業を進めています。

check_circle品質管理チェック

原料運搬時の冷凍車において原料の温度は生肉の場合±0℃、冷凍肉で-18℃以下の基準を定めています。原料が到着したらすぐに原料の温度を計り、基準をクリアしているかを確認します。

作業準備

作業する自分たちの衛生・健康も厳しく管理しています。

安全で安心できる食品をお届けするため、毎朝、社員の健康をチェック。
全員が健康に作業ができる状態であることを確認します。

check_circle品質管理チェック

作業服の髪の毛や毛玉は着用後に粘着テープで取り除く、キャップは髪の毛を包み込むなど、作業服の着用にもチェック項目が設定されています。入退室ごとに、各項目をリストにしたがって確認。さらに、作業中には1時間ごとに毛髪をチェックしています。規定をクリアしていなければ、入室は許可しません。

check_circle基準 - 良い製品作りに必要な事項

1.作業環境の衛生保持
2.作業環境の温度管理
3.使用機械類の衛生保持・安全整備
4.使用機器類の衛生保持
5.作業環境の照明確認
6.作業者自身の健康管理
7.整理・整頓

衛生管理の取り組み

工場に入場する前に厳重な管理体制を紹介します。まずは粘着クリーナーにて衣服についている埃りを取り除きます。万が一にでも混入しないよう、入念に時間をかけます。

白衣はインフラクリーンで熱風殺菌し、きれいな状態のものを着用します。

毛髪の混入を確実に防ぐため、ギャザーキャップをかぶった上で、フードをかぶせます。

その後、工場用の白衣とスラックスを着用し、最後にエプロンを身につけます。

身なりを整えたあとは、長靴を履いて手洗い、足の消毒を行います。

再度、粘着クリーナーで埃を取り、消毒液で指先まで消毒を行います。

静電気を取り除き、白衣に付着している毛髪やホコリを落下させます。

2基のエアシャワーにて清浄な空気を吹き付け、埃や細かいちりなども全体的に取り除きます。

原料肉の搬入

原料も徹底した品質管理のもとで取り扱っています。

保存庫から原料肉を工場内に運び入れます。
工場と保存庫は直結していて、運搬の際に外気に触れることはありません。
適正な温度で保管されていたかを確かめるため、作業に入る前に原料肉の温度を確認します。

check_circle品質管理チェック

作業の際の原料肉の温度は、+4℃以下と定められています。作業中、各工程において、随時この温度をチェックしています。

check_circle基準 - 原料及び製品保管庫の温度基準

1.冷蔵庫の温度管理基準 4~-2℃
2.冷凍庫の温度管理基準 -18℃以下
3.急速冷凍機の温度管理基準 -35℃以下
4.加工中チルド品表面温度 4℃以下
5.加工中冷凍品表面温度 -2℃~-5℃

カット

多彩なアイテムに対応したカット設備があります。

大きな固まりの原料肉を、スライサーなどの機械でカット、スライスします。
それぞれ専用の機械で薄切りや小間切れ、ステーキ用、ミンチなど、実際に店頭に並べる形にしていきます。

パック詰め

最新機器と厳しい技術者の目が、安全と美味しさを支えています。

カット・スライスされた肉を計量し、コンシューマパックを行ないます。
この際に、鮮度保持のために酸素・窒素を封入。より新鮮な状態で皆様にお届けできるようにしています。

check_circle品質管理チェック

パック詰めした商品は、金属探知機にかけます。
万が一にも異物(金属)が紛れ込んでいないかを確認するためです。
ほんのわずかな反応でも、出荷商品から外します。
その原因を徹底的にチェック、改善します。

商品保存・出荷

より新鮮で、おいしい食品をお届けしています。

パック詰めの加工まで終了した商品は、品質を損なわないよう±0℃に保たれた冷蔵室に保管します。冷蔵室は出荷用のプラットホームとつながっており、外気に触れず冷蔵室から素早く積み込みできるようになっています。

品質管理

お客様との信頼関係を築く為、厳しく品質管理を行っています。

商品のサンプルを採取し、定期的に検査機関で菌検査を行い、衛生管理に活かしています。
さらに、消費者からのクレーム・相談に対しては迅速に対応する体制づくりを行っています。

清掃

安心をお届けするため、最後まで細心の注意を払っています。

1日の作業終了後に、作業台をはじめ床、機械などの清掃を行います。
殺菌液を使用し、解体できる部分は解体して清掃。その後水洗いしてさらに殺菌液をかけ、外した部品を取り付けてから再び清潔なタオルで拭き上げます。

幸せと満足と笑顔のために…。

厳しく品質管理され、衛生的に、かつ安全に加工されたお肉が、消費者の皆様のもとへ届く。
その食材を使ったおいしそうな料理が並ぶ食卓を囲むのは、きっと幸せな家族の笑顔でしょう。
私たちの商品を口にされる一人ひとりのお客様のために、その幸福な食卓のために。
そして、より健やかな命を支えるために。
私たち矢野畜産は、これからもおいしさと安全・安心を求める努力を続けていきます。